コミック「ゼルダの伝説 4つの剣+(上巻)」

時のオカリナ以来、ゼルダのコミカライズを手がけられてきた姫川明先生の最新作です。時のオカリナムジュラの仮面ふしぎの木の実…ときて、今回の4つの剣+となります。あれ?なにか抜けてませんか?そうです。風のタクトが抜けてるんですね。なんで風のタクトはコミカライズされなかったんでしょうか?

この4つの剣+のコミックの第1話は任天堂のホームページにも載ってます。
http://www.nintendo.co.jp/ngc/g4sj/comic/index.html
この続きが読みたくて僕はコミック買いました。元となっているゲームにはストーリーがあってないようなものなんですが、それを結構上手くコミカライズできてるんじゃないでしょうか。

ちょっと面白いなと思ったのは、4人のリンクの性格付けですかね。ゲームのほうでは、声と色は違えど没個性だった4人のリンク(というか、プレイヤーの性格がそのままリンクの個性となる)が、このコミックではいい感じに性格がバラバラになっているんです。緑は熱血漢、青は短気で自信過剰、赤が楽天家、紫は冷静沈着って性格になっているんですが、これ、なんとなくゲーム中の声から想像できる性格っぽいんですよね。赤の高い声は楽天家に聞こえなくもないし、紫の低い声は冷静沈着っぽく聞こえる(気のせい?)。そのへんよくできてるなぁと感心しました。

ちなみに、4つの剣+のゲームは、今年のマイベストに入るかもってくらいのお気に入りです。4人プレイの敷居がかなり高いのが難ですが(僕も数回しか多人数で遊んだことない)、一人プレイでもものすごく楽しめました。ニンテンドーDSで手軽に遊べるようになったら、この多人数プレイゼルダの楽しさがより広まるんじゃないかと期待しております。