僕がバイオハザード4を売り飛ばした理由

バイオ4をクリアもしないで、先週売り飛ばしてしまった僕なんですが、その理由はこのゲームをプレイしている自分が嫌になったというところでしょうか。バイオ4はたぶん面白いゲームなのだと思います。でも、僕はどうしても好きになれなかった。

バイオ4では人間が敵なわけじゃないですか。もしかしたら人間ではないのかもしれないけど、少なくとも人間の恰好をしています。プレイを進めるうちに、1発で仕留めるために彼らの頭を狙ってたり、アイテムやお金を得るために大量虐殺をしてたり…そういうプレイをしている自分に気づき、もの凄い罪悪感を感じてしまって、プレイするのが嫌になってきたんですよね。そして、そういうプレイスタイルを推奨しているこのゲームもどうかと思ったり。一応、生き延びるためには仕方ないという理由付けはされているんでしょうが、僕は納得がいかなかったんです。

こういうゲームを否定するつもりは毛頭ありません。いい歳した大人なら分別もあるでしょうから、プレイしても何ら問題ないでしょう。でも、子供たちがプレイしたら…と思うとゾッとします。一応CERO18禁ということにはなっていますけど、この年齢制限はあってないようなものらしいじゃないですか。馴染みの店の店長も普通に小学生に売ってるって言ってました。購入の際には身分証明書の提示を義務づけるとかしてもいいんじゃないかなぁ…というか、それくらいのことはしないとまずいんじゃないのかなぁ。

やっぱり、僕は任天堂のゲームみたいな、子供たちでも何ら問題なく遊べそうなゲームが好きだ。子供っぽすぎるとか、海外では残虐なゲームが人気があるのに…とか批判され続けても、任天堂には今のようなゲーム作りを続けていって欲しいと心から思うのです。