まじめにふまじめかいけつゾロリ&ケロロ軍曹

TOHOシネマズ二条2番スクリーンで鑑賞。

観客の大半が小学生の親子連れ。ケロロも同時上映だから、大きいお友達も結構いるのかなと予想してたのだけど、実際はそうでもなく。120人くらいのキャパのところがほぼ満席。次の回も満席。京都ではテレビ大阪が映るところがあまり多くないから、ケロロ目当ての子はあまりいないのではないかと思いきや、それもそうでもなかった感じ。グッズやパンフもゾロリよりケロロのほうが売れていたくらいで、子どもたちの間でのケロロ人気を垣間見ることができたかも。

しかし、上映が平日休日ともに8:45、11:15、14:00の3回というのは勘弁していただきたい。のび太の恐竜2006も、16時台が最終上映だったけど、それでは平日には大きなお友達は観に行けない(小中学生も春休みになるまで観に行けない)。レイトショーでやれとまでは言わないけど、もうちょっと遅くにもやって欲しいものです。

さて、映画の内容なんですが、ゾロリのほうはひじょーに面白かったです。作画がかなりハッチャケてて、かなり燃えながらスクリーンに見入っていました。話もゾロリの定番ネタなお宝探しで、ゾロリを初めて観るようなケロロ目当ての人でもわかりやすかったのではないかと思います。「せっかくのドルビーサラウンドが〜」とか、小さな子にわかるのかな?ってネタもいくつかあったけど、それはまあご愛敬。

ただ、残念なのは、イシシの声優が愛河里花子さんじゃなくて野沢雅子さんだったことですか。もう野沢さんで何の違和感もないくらい慣れちゃいましたが、せっかくの劇場版、やっぱり代役の野沢さんではなく、愛河さんの方がよかったかなと。ヒロインのテイル役は相武紗季さんでした。そんなに上手いってわけじゃなかったけど、なかなかハマってたんじゃないかと思います。

もう一つ残念なのは、53分という短い上映時間のためでもあると思うんですが、エンディングテーマが本編のオチと被るように流れはじめてしまって、余韻も何もなかったところですかね。おいおいここで終わりかよって感じでした。

同時上映のケロロ軍曹は…。んー。僕がテレビアニメ版を見てないこともあるんでしょうが(原作はある程度読んでます)、60分がひじょーに長く感じられました。むむむ?と疑問符がいっぱいつくような感じだったんですけど、それは僕がケロロのことをあまり知らないからだということにしておきたいと思います。まあ、ゾロリ先生のゲスト出演を楽しみに観られたのでよかったよかった!?