またゲーム屋さんが消える

僕の家の近所から、またひとつゲーム専門店が消えます。その店は、僕の家から最近隣のお店でした。とはいえ、ほぼ定価販売で中古の値段も高かったから、ほとんど利用することはなかったのだけど、夜0時まで営業していたので、深夜に突然ゲームがやりたくなったなんてときには重宝してました。まあ、その役割も、近所にできた古本市場が、これまた夜0時まで営業しているから、そっちに行くようになっちゃってましたが。

僕は、現住所に結構長いこと住んでいるけど、これで僕がここに住むようになってから、家からだいたい半径1kmのエリアにおいて、7店ものゲーム専門店が消えてしまったということになります。元々多すぎたという話もあるんですが、やっぱり専門店が消えていくのは寂しい限りですね。近所のゲーム専門店は残り2店。

ただ、ゲーム専門店が減ったとはいえ、ゲームを買うことができる店が減ったということではないのですよね。古くからのおもちゃ屋さんは何店かあるし、ここ数年の間に、ゲオができたし、古本市場ができたし、家電量販店内にゲーム売り場ができたし、ツタヤにもゲーム売り場ができました。なので、僕のゲーム環境は、ゲーム専門店がなくなっても、何一つ不自由してなかったりするんですけどね。むしろ、以前より充実してるかもしれないくらい。古本市場や家電量販店やらは割引率もいいし、ポイントもつくし、品揃えもいいし、DSステーションもあったりして便利ですから、わざわざ専門店に行く理由はあまりないんです。

でもまあ、僕はここに越してきた頃からのおつきあいもあって、新作は少し遠くにある専門店(まだ潰れてない)で買うことに決めてます。少し値段が高くてもそこで買ってます。新作を買いにいったときにする店長とのゲーム談義が楽しいんです。店長は僕のゲームの趣味をよく知っているから、的確にオススメのゲームを教えてくれたりするんですよね。そういう楽しみがあるのは専門店だけだと思います。常連さんを重視するのは、専門店の生きる道のひとつなんでしょうね。

近くに専門店があったくせに、古本市場のほうを好んで使っていた僕が言えることじゃないのかもしんないけど、専門店にもなんとかして生き残ってほしいなと思います。