祝・世界名作劇場復活
http://www.nippon-animation.co.jp/lesmise/info.html
97年の第23作『家なき子レミ』で終了したかと思われた世界名作劇場なんですが、なんとこのたび復活し、24作目『レ・ミゼラブル 少女コレット』を放送するんだろうです。しかし、僕は長年名劇の復活を待ち望んできたつもりだったのですが、実際に復活となってみても、あんまし喜びがないのが正直なところかなぁ…。
どうも地上波での放送予定だったみたいなのだけど、枠が確保できなかったのかBSフジでの放送。ここでまずがっかり。そして、中国との合作ってとこでがっかり。別に中国が嫌いなわけではないけれど、名劇はその高い作画レベルがウリだったと思うんですよね。日常の何気ない動作の描写にかなりの枚数割いてたり。そういうとこが魅力だと思うのだけど、それを合作で確保できるのかが問題。まあ、後期名劇はそんな高いレベルではなかったし、今の日本アニメーションのことを考えると、そんなのは望むべくもないのかもしれませんが…。それから、このキャラクターデザイン!?なんか萌えアニメみたいだー。他にも色々と期待できなさげな要素はあるのですが…まあいいです。
5年くらい前に出た名作劇場本によると、日アニの人(企画の佐藤さんだったかな?)が「レ・ミゼラブル」は名劇に向いているので候補だとかなんとか言ってたと思うので、案外練りに練った企画なのかもしれない。いい作品になってるといいな。名劇ファンに夢ふたたびとなることを、ちょっとだけ期待してます。