Nintendo World 2006 Wii体験会へ行ってきた



行ってきましたポートメッセなごや。さわってきましたWii

今回のイベントは、親子連れ、カップル、友だち同士など、2人以上で来ている人がほとんどで、僕みたいに一人で来ている人はあまり見かけませんでした。Wii Sportsや、はじめてのWiiWiiやわらかあたま塾などは、原則2人で遊ぶようになっていますから、これらのゲームを楽しみたいなら、誰かを誘っていくべきだったんでしょうね(1人で行くと、見知らぬ人と遊ぶことになる)。

僕は、今回のイベントでは、どうせあと1ヶ月後に手に入ることだからと、自分が遊ぶことよりも、他の人たちがWiiに対してどんな反応を示しているのかを観察することに注力してました。そんなことができる機会はあまりありませんからね。主な観察対象は、普段ゲームをやってなさそうな、彼氏に無理矢理連れてこられたようなお姉ちゃん。それから、子どもに連れてこられて仕方なく一緒に遊ぶことになった親御さんです。Wii Sportsのとこを中心に見てました。

任天堂主催のイベントというのは、基本的にゲーマーよりも親子連れや子どもさんが多く、今回もそんな感じだったんですけど、そんな中にも、以前のイベントとは明らかに違いがあったように思います。それは、付き添いで来た親御さんが、一緒にプレイしてる光景が数多く見られたということ。これまでは、親御さんは、子どもの後ろで、ジーッと子どものプレイを見てただけだったんです(たまに「頑張れー」とか言いながら)。それが今回は違ったんですね。一緒になって盛り上がってる。下手すりゃ子どもより盛り上がってる。プレイの方法がわからない子どもに、親御さんが教えているなんてのもありました。そんな光景がたくさん見られたのが非常に面白かったですね。

僕が遊んだゲームは数少ないのですが、それぞれの簡単な感想を。
スーパーマリオギャラクシー 
遊ぶ前は、ポインティングによって複雑になったスーパーマリオ64だという印象だったんですが、これが全然違いました。実際は、マリオ64をよりシンプルにした3Dマリオゲームでした。何よりも、視点が勝手にベストなものに変わってくれるため、Cボタン(Cスティック)で視点を変更する必要がないのがよいと思いました(というか、基本的には視点変更できない!?)。それから、リモコンを振ったり、ポインティングといった新アクションも、リモコンを振るのは本当にラフでいいし、ポインティングも常にリモコンを画面に向けておく必要がなく、必要なときだけ画面に向ければいいので、楽なんですね。ひとつひとつのアクションも気持ちよかったなぁ。もう楽しみすぎ!
(ヌンチャク:スティック=マリオ移動、C=視点前を向く(でも効かないとこがほとんど)、Z=しゃがむ)
(リモコン:A=ジャンプ、B=つかむ、リモコン振る=マリオがスピン、B押しながらポインティング=ひっぱる)


Wii Sports テニス 
並んで後ろで見ていたときは、リモコンの動きと、画面の動きが一致してなくて、遅延がある?と思ってたんです。でも、実際に遊んでみると、これがもう完全にリモコンの動きと画面の中の動きが一致しているようにしか思えなかったなぁ。すごい体験をしました。画面の中のキャラはオートで移動してくれるんだけど、プレイヤーの僕も思わず動いてしまうほど、没頭してしまいました(コンパニオンのお姉さんに緑の枠から出ないくださいと怒られました)。


はじめてのWii ゆびさしピンポン
リモコンをちょっと動かしただけで、画面上のラケットはかなり動きます。ということで、繊細なリモコンのポインティングが必要になります。リモコンの精度の良さを確認。で、これがまた熱かったです。ボタン一切使わず、リモコンをほんのちょっと動かすだけのゲームなのに、これだけ熱くなれるって、すごいなぁ。


僕が遊んだのは、この3つだけです。9時から16時までいたんだから、もっと遊ぼうと思えば、全然遊べたんですが、先述のように今回は観察のほうが主だったので(笑)。やってないけど、見てて面白そうだったのは、Wii Sportsベースボール(白熱っぷりが後ろで見てるこっちにも伝わってきた)、ドラゴンクエストソード剣神ドラゴンクエストのブラッシュアップ版という感じで、剣神大好きの僕にはたまらないものになりそう)、Wiiやわらかあたま塾(親子で知恵比べが後ろで見ていて面白すぎた。親の面目が…(笑))。というところでしょうか。

全体的な感想としては、まず思ったのは、Wiiのグラフィックがすごく綺麗ってことです。某大型電器店で、PS3の映像も見たことあるんですが、パッと見それにも劣らないように思いました(例外もありましたけど)。リアルな実写のようなゲームでは無理が出てくることもあるのでしょうが、マリオのようなキャラクターのゲームであれば、これ以上のグラフィックは間違いなく必要がないように思いました。マリオギャラクシーWii Sportsテニスは本当に綺麗でしたよ。

それから、Wiiリモコン。モーションセンサー+振動の組み合わせは素晴らしいなと思いました。残念ながら、会場がうるさかったので、スピーカーの良さはよくわからなかったのですけど(音が出てるのはわかったけど、リモコンから出てるのか、テレビのスピーカーから出てるのかよくわからんかった)、家でやるときにはその効果もよくわかるんだろうと思います。それから、僕が遊んだどのゲームも、センサー、ポインティングの精度に不満はまったくありませんでした。というか、ただただ感嘆してました。まあ、その点は、ゲームによっては差はあったみたいですけどね。

ただひとつ気になったのは、Wii(というかWii Sports)を満喫するには、広い部屋が必要だなぁと思ったことでしょうか。テニスをやる前に、コンパニオンのお姉さんに「両腕を横に広げてください」と言われたんですけど、これの意図は、両腕を広げた状態で、隣の人とぶつからないくらいに間隔を空けてください、ってことでしょう。友だちを呼んでそんなことができるほどの広い部屋は僕にはありません(笑)。まあ、手先だけでリモコンを振っても、きちんとゲームができることは確認しましたけど、それではやっぱり盛り上がらないものなぁ。

これまで自分の中でWiiに対して盛り上がらないとずっと書いてきましたが、やっと盛り上がってきたなと思った一日でした。