ファミっ子たちの同窓会場 レベルX

せっかく東京まで来たんだし…ということで、あまり時間的な余裕はなかったのですが、昨日京都に帰る途中に東京都写真美術館で開かれている「レベルX ファミコン生誕20周年 テレビゲームの博覧会」の様子を見てきました。

ファミコン1200タイトル全展示ということで、ファミコン全タイトルの箱がずらりと並んでいました。確かに壮観ではあったけど、へぇ〜こんなもんか、所詮箱は箱だしなぁ…としか最初は思わなかったのですが、じっくりと一つずつ眺めていくと、自分がファミっ子だった頃の記憶が蘇ってくるんです。これは誕生日に買ってもらっただとか、これは友達の家でやりまくったとか…、周りの人たちも思い出話に興じていたように見えました。ゲームのプレイ台を見てみれば、ドルアーガの宝箱をガンガン出してプレイする猛者、ドラクエ復活の呪文を入力してプレイ開始する猛者…当時の記憶がどんどん蘇ります。僕も負けじと「桃太郎伝説」のプレイ台で、天の声「ふ」を入力していきなりラスボスの閻魔大王に挑んだりしてました(笑)。あっさり負けちゃいましたが、勇気の剣がどこにあるだとか、全然忘れていないのには自分でも驚いちゃいましたね。完全に刷り込まれてるのが恐ろしい。

正直言って、この展覧会の展示物は大したことはないと思います。でも、それに思い出というスパイスが加わることによって、懐かしさに浸れる空間になっていたかなとは思います。入場料は250円と安いので、昔ファミっ子だった人たちは、友達を誘って、一緒に行ってみると良いかもしれません。きっと、思い出話に花が咲くんじゃないかな。まあ、昔、ファミコンで遊んだことがない人がこれを見ても何とも思わないのは確かだろうなぁ。

あ、ミヤホン大好きっ子の僕としては、宮本茂自筆の履歴書や企画書は感動モノでありました。20分くらいなめ回すように見てた気がします(笑)。ミヤホンのインタビュー映像は3回も見ちゃったし(笑)。そのせいで名古屋で待ち合わせしてたKさんとの待ち合わせ時間に少し遅刻しちゃったし…。一体なにやってるんだ自分は。Kさんごめん!