一太郎2004と明鏡国語辞典・ジーニアス英和/和英辞典

昨日ビックカメラ.comで注文したら、24時間で到着してしまいました。早いなー。ほとんどATOK17目当てで買ったんだけど、3年に1度くらいは一太郎もバージョンアップしとこうかな?ということで、一太郎つきのほうを買いました。昔(10年くらい前)は一太郎使いだったし、ここらでWordから一太郎に戻ってみるのもいいかなーと思ってたりして。Wordは2000使ってるけど、それから進歩が見られないみたいだしなぁ。日本語を扱うソフトだから、純国産のほうが痒いところに手が届いてそうでよさげってのもあります。それに僕、ジャストシステム好きなんです(笑)。メーラーShuriken Proだったりするし。さすがに花子や三四郎は使わないけど(笑)。国内メーカーには頑張って欲しいと思うから、贔屓しちゃうんだよなぁ。

それから、辞書も一緒に買いました。ATOKと連携する辞書なんですけど、これがものすごい便利だったんですよ。文章書きながら意味が調べられる優れもの。今まではドクターマウスの「岩波国語辞典、新英和中辞典」を使ってきたんだけど、今回辞書が「明鏡国語辞典ジーニアス英和辞典」に刷新されるとのことで、こちらも買い換えてみました。ジーニアスというのが大きかったな。紙の辞書では英和は長年ジーニアスを使い続けてきましたから、電子版もこっちにしたかったんですね。ジーニアスの和英も収録されてるんですが…残念ながら悪名高き(?)第1版のようですね…。紙で最近出たばかりの第2版を入れておいて欲しかったのだけど、ちょっと時間がなかったかな。まあ、和英はあんまり使わないからどうでもいいと言えばどうでもいいのですが。

明鏡国語辞典は、今まで使ったことはなかったのですが、これもなかなかよさそう。ジーニアスの国語辞典版といった感じで(ジーニアスと同じ大修館だし)、語法が充実。言葉の使い分けを知ったりするのに大いに役立ちそうです。色んな単語調べてみたんですが、読んでて面白いですねぇ。思いついた単語を次々と調べてしまいました。

でも、買ってからわかった大きな問題点がひとつ。辞書の内容には満足してるんですけども、この辞書、ドクターマウスでは使えないんですね…。おいおい。ドクターマウスは、海外サイト読む際に重宝してたので、ジーニアス英和を入れて使いたかったのだけどなぁ。おまけに一太郎の辞書引きにも使えない。なんで対応させないかなー。謎だ。ということで、ドクターマウスを使って海外サイトを読む際は、従来の新英和中辞典ってことになりそうです。明鏡国語辞典の出番は結構ありそうですが、ジーニアスの出番はあまりなさそうだなぁ。残念無念。よく調べないで買ったのが間違いだったか。ジャストさん、お願いですからアップデートでドクターマウスに対応させてください!これじゃ正直ダウングレードだよ…何のために買ったかわからない…。

まあ、ATOK17の使用感は非常に良好で、そっちはかなり満足してるんでいいんですが。なんつっても、小鳥遊(たかなし)が一発変換できるんですからね。ちょっと感動してしまいましたよ(笑)。TAB+CTRLで同義語を参照してくれる連想変換も面白く使えそうだし、ついに「話し言葉中部・北陸」が搭載され、名古屋弁が一発変換できるようになったのもうれしいぞ。どれどれ?

例文「けったでいこまい」
一般:蹴った泥来まい
話し言葉:蹴った泥来まい
話し言葉関西:蹴った泥来まい
話し言葉北海道東北:蹴った泥来まい
話し言葉中部・北陸:ケッタで行こまい
話し言葉九州:蹴った泥来まい
文語:消った泥来まい

おおすげえ!「ケッタ」と「行こまい」をちゃんと一発変換してる!他のモードだとおかしな変換されるのに、このモードならちゃんといけるんだなぁ。ちなみに、「ケッタで行こまい」の訳は「自転車で行こう!」が正解ですね。名古屋では自転車のことを「ケッタ」と呼ぶのがごく一般的なのです。方言なんて変換することはほとんどないと思うんですが、日本語にこだわるATOKならではの機能ではありますね。こういうアホくさい機能は楽しくて好きだなぁ。

もっと使い込んでから、使用感などを詳しく書こうかな。一太郎はまだほとんど触ってもいないしね。

(参考:ドクターマウス→http://www.justsystem.co.jp/drmouse/index.html