ドラクエ8クリアしたわけですが

やっとクリアしました。10日かかりましたね。他のいろんなことを犠牲にしてドラクエやってきたので、これでやっと通常の生活に戻れるという安堵と、もう終わってしまったのかという虚脱感でいっぱいです。特に後者の虚脱感がすごすぎますわ。いいゲームをクリアした後はこうなりますね。いや、本当にドラクエ8はいいゲームでした。

このゲーム、何かが突出して凄いということはないと思うんです。強いて挙げるならば、隙のなさが凄いかな。どこをどう切り取っても、ほとんどケチのつけようがないんじゃないでしょうか。昔からのドラクエファンへのサービスも忘れていなかったこともうれしかったな。

ストーリーは、旅の目的が最初から最後までしっかりしていたのがいいんじゃないかな。最近のドラクエは、倒すべき敵が明示されないまま旅を続けるってのが多かったですから(6の自分探し、7の石版集めて世界を戻すなど)、こういうベタで王道なストーリーはかえって新鮮だったかもしれません。

あえてケチをつけるとするならば、ストーリー全体としての流れは非常に良かったと思うのだけど、個々のイベントを見てみると、どうにも薄い感じが拭えなかったなという点。このへんは7のほうが良かったと思います(7は長すぎるのと、全体のまとまりはイマイチでしたが、個々のイベントは非常に良かった)。7は仲間会話のテキスト量がものすごくて、そこでストーリーの補完と仲間の個性を存分に感じられたのですが、今作は仲間会話のテキスト量がかなり減りました。その差によって、ちょっと薄いと感じてしまったのかもしれません。マリベルゼシカを比べてみても、マリベルのほうが印象に残ってたりもしますしね。

まだまだ他にも思うことはたくさんあるのですが、しばらくはエンディングの余韻に浸っていようと思います。

そして、エンディングまでに解明されていない謎がまだまだあると思うんですが、その答えはエンディング後のおまけに隠されているのか、それともドラクエ8-2として次作に続くのか(笑)、あるいは謎のままで終わってしまうのか、それはわからないけど、とりあえずはもう少し遊び続けたいと思います。カジノで1回も遊んでないし、モンスターバトルロードも1回も遊んでない。まだまだやることはたくさんありそー。