UDON

TOHOシネマズ二条10番スクリーンで、レイトショー。3割くらいの入り。

讃岐うどんへの愛情が痛いほど伝わってくる映画だったけど、その愛情がちょっと過剰だったかもなーと思う。前半の讃岐うどんがブームになっていく過程は楽しく見ました。それというのも、僕は今年のゴールデンウィークに、友だちと一緒にレンタカーを借りて、讃岐うどん屋巡りをしたわけですが、そのときに食べにいったお店や、その店のおばちゃんが劇中に出てきたりしたんですよね。それが面白かった。中でも、1日に1時間しか開いていない日の出製麺所で食べられなかったというエピソードは、自分たちもそうだったので、うんうんそうだったとうなずきながら見てました。あと、さんざん道に迷ってたどり着いた先のうどんがめちゃうまいとかも、体験済みだったから、実感を伴って非常に納得できたんですね。

映画としちゃ、あまり面白いものだとは思わなかったけど、見終わった後に、また四国にうどん食いに行きてーと強烈に思わせてくれました。実際にうどんを食いに行った者としては、あのうどんが心に響くものだってのはよくわかるんです。