1080°(テンエィティ)シルバーストーム ファーストインプレッション

1080°を2時間ほどやってみてのインプレッション。一応、マッチレースのエキスパートクリアして、エンディングを見たというくらいの進み具合。全コースを出したことにはなるかと思います。2時間ほどでこれですから、ボリューム的には結構あっさり目なのかな。難易度もそんなに高くない。まあ、レースゲームは全コース出してからの自分との戦いが本編だと思ってるので、これくらいでいいのかなとは思います。

雪の上を滑ってる感触がN64版より向上していて、滑っていて気持ちいいです。60fpsになったのも、気持ちよさをUPさせているのですが、如何せん処理落ち(フレーム落ち?)が結構凄いんですよね。コースによってはフレームレートはまったく安定しません。雪崩のコースなんて常時30fpsくらいに感じました。そのへんは気になる人は気になりそうです。

同社開発のウェーブレースブルーストームで培った自然描写はさらに向上しています。雪の表現はもちろん美しくなっているし、森の動物たちや、ゲレンデを滑るスキーヤー、服に付く雪、画面に付く水滴、そして雪崩…などなど、見所はたくさん。これだけ綺麗なら処理落ちもやむを得ないかな。

ロード時間は任天堂GCソフトにしては長いけど、ウェーブレースブルーストームよりは短いです。ロード中に選曲ができるので、それで時間つぶしができるように配慮されています。

レールに乗ってグラインド(JSRやソニックでもおなじみですね)などの要素が入ったりしたのは好みが分かれるところかもしれません。また、CMでは普通の雪山でない場面が大きく取り上げられてた気がしましたが、メインはやっぱり雪山で、1080°らしい雪山を攻めるゲームになってるんじゃないかと思いました。SSXのようにトリックが重視されているわけでもないので、ゲーム的にはかなり地味なのは確かなんですが、雪と戯れたいという人にはオススメできそうです。

最後に。僕、このゲームで久しぶりに酔いました。普通のコースではまったく問題ないのですが、最後の雪崩コースでちょっと酔いました。どうしてかというと、画面が常に揺れてるからなんですね(笑)。後ろから雪崩が迫ってきてるのですから、揺れるのは当然なのかもしれません(笑)。酔って、プレイ続行する気がなくなったので、今日のプレイはこれにておしまい。

以上、まとまりのないファーストインプレッションでした。