かいけつゾロリ 第50話「じごくりょこう」

地獄旅行シリーズの3話目。相変わらずの見事な伏線の回収っぷりに呆気にとられっぱなし。というか、え?あれ伏線だったの?って驚きの連続。
お菓子天国でもらったガム→舌抜き地獄で舌の代わりに利用
天国でもらった針のツボを書いた本→針山地獄で「痛みのなくなるツボ」に針を刺しながら進んでいく(んなアホな)
なんて、想像もできなかったよ!後者の「ツボを書いた本」は何かの伏線だろうと思っていたけど、まさかツボに針を刺しながら針山を乗り越えるなんて…。

1年近くかいけつゾロリを見てきてわかったことは、ゾロリたちが何かを手に入れたら、そのアイテムは必ず後の話で彼らがピンチを脱するための伏線になっているってこと。1回完結(または2〜3回完結)のようなふりをしていて、実はきちんと連続ものになっているんだよね。うーん奥が深い。今回はあからさまな伏線が一つありました。「オヤジギャグに凍らされた炎」がそれ。次回でどんな使われ方がするのか楽しみですなぁ。

ピンチを脱するときの代表手段としてはもう一つオナラがあります。今回もオナラで血の池地獄をクリアしてましたね(^^;。困ったときは伏線アイテムかオナラで解決。基本的にはその2択。劇中でゾロリたちがピンチに遭遇したときに、どうやって解決するのか想像してみるのも楽しいかもしれません。大抵は、こちらの想像を上回る解決法を提示してくれて、そのたびに作者の想像力の凄さに感心させられるのだけど。