雪の女王 第2話「オーロラの街」

今は亡き世界名作劇場と同時間帯ということで、その後釜として大いに期待している「NHKアニメ劇場」の第3作。過去2作はちょいと首をひねってしまうような感じだったんだけど、今作は、あの家なき子出崎統監督ってことで期待しています。

今回もなかなかよかったんじゃないかな。ラストのちょっと前までは。ラストでトロルたちが突然狂いだして鏡を落として割ってしまった、その理由がわからない。あまりにも唐突すぎたので、唖然としてしまいました。これで「さてさてさて、これがすべてのはじまりだとは、まだもちろん、誰も知らない…」と言われてもなー。なんちゅーか、この件に限らず、日常パートと、ファンタジーパートのバランスが悪いんじゃないかと思いました。雪の女王とトロルたちが完全に浮いてるよ。

あと、作画が前回と全然違うのもちょっと気になりました。ゲルダとカイが一気に幼児化しちゃったよぅ。総作画監督を置いていないから、作画がばらつくのは仕方がないのか。有名俳優の声優起用にお金を使うのもいいけど、そっちのほうももっと頑張ろうよ。あ…俳優の声充てに文句を言っているわけではありません。この作品で声を充てられている涼風さん、高嶋さん、仲村さんは皆さん上手いと思います。エンディングのクレ順はちょっとどうかと思いますけれども。なんで主役のゲルダとカイが先頭にこないかなー。

雪の女王のキーワード編集しました。