DIEC2005

国際シンポジウム「インタラクティブ・エンタテインメントの歴史と展望」が立命館大学にて開催 武邑教授「いかに現実を強度に編集し、知覚のドラマをデザインするかが重要」
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20051202/diec_01.htm
DIEC2005 第1部「ゲームデザイン・テクノロジーの源流」夢を実現する新しい技術とエンタテイメントの邂逅に立ち会った人々
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20051203/diec_03.htm
シンポジウム第2部「ゲームデザイン・テクノロジーの今と未来」 宮本氏「Revolutionのコントローラにはまだ謎がある」、小島氏「僕が恐れていること」
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20051203/diec_02.htm

一昨日のシンポジウムのレポートを書こうと思ったり、宮本さんの講演のまとめをcleanupしようかと思ってったのですが、GameWatchに綺麗にまとまっていたので、やめます。

僕が一番心に残ったのは、上村教授の

「ゲーム機が夢の玩具以上の存在になってしまって、子供の夢を奪い、押しつけてしまっている存在になってしまっているのではないかとも思う。子供は、おもちゃとつきあって大人になっていく。ゲーム機は夢の玩具であり続けて欲しい」

という言葉なんですね。任天堂はこのスタンスをとり続けていって欲しいし、そうでなったときが、僕が任天堂ファンをやめるときなのかなと思ったりしてます。

あと、

「『Space war』をはじめとした、最初のゲームは大学の研究室から生まれた。そういった自由な遊びを生み出す、余裕や雰囲気を大学は持っていて、そういった空気を生み出すことこそが大学の役割だと思う。残念ながら今までは日本では生まれてこなかったが、今はきっとあるし、また、このシンポジウムが強力な刺激となることを確信している」

との言葉も印象的。僕も今回のシンポジウムで大きな刺激を受けたのですが、残念ながら、僕は大学(院)にいる時間はもう残り少なく、目前の課題を消化するだけで手一杯。僕よりももっと若い人たちに託します(笑)。