ゼノサーガI・II

RPGというゲームは、最初から面白すぎる!ってのがほとんどないように思います。むしろ序盤はつまらないゲームが圧倒的に多い。その理由は、序盤においては、「システムが全部解放されていないので、色々といじることができず、ただ話を進めるだけになる。しかも、その話もまだ大きな流れが見えないので、面白くも何ともない」「わけのわからん固有名詞を連発されたりして、プレイヤーである自分だけ置いてけぼりにされて世界に入り込めない」の2点が大きなものかなぁと自分では思ってます。

その序盤の壁を乗り越えることができ、中盤に突入しさえすれば、そこには楽しい世界が待っていることが多いのですが、乗り越えようって気にさせてくれるゲームは本当に数少ない。僕の場合、乗り越えようって気にさせてくれるのは、ソフトのブランドによるものが多いようです。「ドラクエだからこの先絶対面白くなるさ」とか「FFだから」「任天堂ゲームだから」とか。逆に、初めて遊ぶシリーズのRPGなんかだったりすると、序盤でこの先面白くなるのかもしれないけど、もうやってられん!と簡単に投げ出しちゃったりします。RPGは、クリアに何十時間もかかることが容易に推測できるわけで、序盤を遊んで面白くなくてブランドに信頼感がないゲームに、無駄に何十時間も投資する気にはならないんですね。

他に壁を乗り越えさせてくれる要素としては、初っ端から音楽が素晴らしいので、この先聞かせてくれる曲にも期待できるってのがあります。最近ではテイルズオブレジェンディアがそれに該当。昔は、グラフィックが綺麗で先が見てみたいだとかもあったんですが、グラフィックのレベルがパッと見横並びになってしまった今、それはモチベーションにはならなくなりました。

さて、今日はDSのゼノサーガI・IIを買ってみました。シリーズ初体験です。まだ初っ端だけ遊んだだけなのですが、このゲームもまだ面白みが見いだせない。とりあえず、わけのわからん専門用語連発が甚だしくて、?????って感じです。SFだからこれでいいのか。わけのわからん専門用語が出てきたら、Xボタンを押すと、その用語の説明が読めるのですが、それを読んでもさっぱりわからんのはどうしたことか。この置いてけぼり感は、自分のゲーム歴の中でもあまり体験したことがないレベル。先行き不安だなぁ。んー。